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七夕はバレンタインデー? |The Road Not Taken

今日、中国人の先生が
「中国では旧暦の7月7日は『情人節』なのよ」
と言っていました。

情人節は、日本語ではバレンタインデー。
まぁ、確かに七夕伝説は中国の昔話だし、
織姫と彦星が1年に1回出会うのはとてもロマンチック。
日本語でバレンタインデーというとどうもしっくりこないけど、
『情人節(恋人達の日)』と言うのは納得が行く気がします。
一つ勉強になりました。

話は180度変わるけど、最近課題で読んでいた詩。
すごく良い作品だと思うので、載せておきます。

The Road Not Taken
by Robert Frost

Two roads diverged in a yellow wood,
And sorry I could not travel both
And be one traveler, long I stood
And looked down one as far as I could
To where it bent in the undergrowth;

Then took the other, as just as fair,
And having perhaps the better claim,
Because it was grassy and wanted wear;
Though as for that the passing there
Had worn them really about the same,

And both that morning equally lay
In leaves no step had trodden black.
Oh, I kept the first for another day!
Yet knowing how way leads on to way,
I doubted if I should ever come back.

I shall be telling this with a sigh
Somewhere ages and ages hence:
Two roads diverged in a wood, and I-
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.


選ばなかった道

黄色い森の中で道が二つに分かれていた。
そして、残念だが私は両方行くことはできない。
一人の旅人として、長いことそこに立ちすくんだ。
そして一方を出来る限り遠くまで
草むらの中に曲がって消えるところまで見た。

そしてもう片方の道を、とても平等に選んだ。
きっとこちらの方が良さそうだろう。
なぜならこちらは草ぼうぼうで、誰かが通るのを待っていたから。
実際は、どちらも同じ様なものだったけど。

そしてあの朝、道はどちらも平等にのびていた。
落ち葉の上には足跡一つ見えなかった。
あぁ、最初の道は別の日にとっておこう!
道が先へ先へとつながっていることを知る私は、
再び同じ道に戻ってくることはないだろうと思っていたけれど。

私はきっとこれをため息混じりに言うだろう。
これから先のずっとずっと年をとったどこかで。
森の中で道が二つに分かれていた。そして私は…
私は人があまり通っていないほうを選んだ。
そしてそれが、すべての違いを生んだのだ、と。


人は、人生で様々な岐路に立ちます。大きな選択もあるし、小さな選択もあります。
就職活動の時期にこの詩を読んだ私は、余計にその重みについて考えました。
この選択は正しかったのか、なんて誰にも分からないことだけど、いつか振り返った時、
全部自分が選んだ道が今に続いていて、あの時の結果今の自分があるんだと
自分の中で胸を張って言えたらいいなぁと思います。
by youdao | 2008-07-07 20:40
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